人生を変える一冊『嫌われる勇気』|アドラー心理学から学んだ目的論の考え方

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どーも、こんにちは。山田です。最近、改めて読んでいる本があるんです。

それは、「嫌われる勇気」です。アドラー心理学の考え方から生き方を問い直す。至極の一冊です。


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山田的、人生で読んでほしい名著、「幸せになる勇気」と並んで堂々たる第一位ですね。

今までで2回読んでいますが、3周目に突入いたしました。

もうね、面白いんですよ。

「嫌われる勇気」は、青年と哲人の会話のやりとりの中でアドラー心理学について学んでいきます。議論のやりとりが決して平和的ではないのですが、むしろそれが良くて、青年の血気盛んにも哲人を言い負かしてやろうと思う意志と哲人がアドラー心理学を通して、青年の人生、いや我々の人生を一つ一つ解きほぐしていくような心地よい感覚。

読んだことない人はぜひ読んでいただきたい。

本書の中にこのような言葉があります。

アドラー心理学は、常識へのアンチテーゼである。

岸見一郎,古賀史健 著 『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』

私は人間は楽な方向に、逃げていく弱い生き物だと思っています。「常識へのアンチテーゼ」といいますが、我々人間は、アドラー心理学の側面をもって人生を見ていく必要がある。我々は楽な方向に逃げて続けた結果が、人生にうそをつき、常識を誤認してしまっている。

つまりは、本来の人生の本質を突いているのは、アドラー心理学なのであると思うのです。

さてさて、アドラー心理学を知らない方を置き去りにしてしまうかのように話してしまいました。

ぜひ、一読してもらいたいのですが、山田的解釈も含めまして、よければ「嫌われる勇気」で学んだことをご紹介させていただければと思います。

今回は目的論について。私たち、人間は何か行動を起こす際に「〜だったから」「〜を経験したから」と過去にあったことを理由にすることが多いと思います。

例えば、私が人を嫌うのは過去に友人に裏切られたことがトラウマだからだ。というように

これを原因論といいます。しかし、アドラー心理学はこれを真っ向に否定します。アドラー心理学では、人間が何か行動を起こす際には、先に目的があり、その目的を達成するために行動するというのです。

先の例をアドラー心理学的に捉えるとこうなります。私は人に裏切られて傷つくことが恐い。もう裏切られたくないから過去を利用して人を遠ざけている。遠ざければ傷つくこともない。というような感じです。

過去の原因が人を動かすのではなく、今の目的を達成するために人は行動しているというのです。

その根拠とは何か?なぜ原因論で考えてはいけないのか?

それは過去は変えることはできないから。過去のトラウマに縛られてしまうと、全く身動きがとれない、身動きがとれない自分を、変わろうとしない自分をしょうがないと納得させること、それが原因論の行き着く先であるというのです。

本当に核心を突いてきますね。笑

過去の原因など関係ない。その生き方を選んでいるのは自分であり、目的を、つまりは自分の生き方を変えることはいつだって可能である。というのがアドラー心理学の主張です。

私はこれを聞いた時に、厳しい考え方だと感じてしまいました。すごい大っぴらに言い換えると、過去なんて関係ない。あなたの今の生き方を過去のトラウマやらで言い訳するな。今、目の前にある課題とどう向き合うかは今のあなたの行動次第なのだ。と言われているようです。ぐさっと、いきなり核心突かれたかのような感覚でした。

哲人はこのようにも言います。原因論は希望を見出すことはできない。過去は変えられないから。一方、目的論は希望的な考え方である。今のあなたが変わるのは、勇気の問題なのだ。生き方を変える勇気があればいつだって人は変われる。勇気の学問、それがアドラー心理学であると。

人は弱いだから、原因論に逃げてしまう。しかしそれは常識を誤認させています。そんな常識であれば人は生まれながらに変わることはない。しかし、人は皆知っています、人は変われると。

原因論に陥ると、人は変われない。自分自身の生き方を変えたい人は目的論に立って、今の生き方を変える勇気をもたねばならない。

青年が本書で言う言葉ですが、まさに「痛快」の一言。

アドラー心理学は、真理を知ると、痛快の連続です。自分が人生にいかにうそをついて、生き方と向き合ってこなかったかよく分かります。

この一冊を、一記事で語ってしまうと大変なボリュームになってしまうから今日はここまでにします。

また「嫌われる勇気」で学んだことを語らせてください。ここまで読んでいただきありがとうございました。

興味をもっていただきましたら、ぜひご一読ください。

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