山田

宿題の声掛けってどうしたらいいんだろう?
ついつい口うるさくなっちゃうんだよね…

「宿題をやらせると、毎回ケンカになる」
「忙しくて、毎日見てあげられない」
「そもそも、ここまで関わる必要があるの?」

小学生の宿題について、こんな悩みを抱えている保護者の方は多いのではないでしょうか。

最近では、宿題そのものの必要性が見直されていることもあり、
「じゃあ家庭ではどうすればいいの?」と迷ってしまいますよね。

※宿題の必要性や、今の学校の考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 [小学生に宿題は必要?今の学校事情から考える宿題の必要性]

この記事では、
宿題における家庭で意識したい関わり方
学校の先生の視点からお伝えします。

サンディ先生

子どもとしても、親としても、家庭での学習を負担にしたくないはず。
一緒に考えていきましょう!


親が「宿題を管理しすぎる」と起こること

まず最初に、少し耳の痛い話かもしれません。

親が宿題を
・時間まで管理する
・内容を細かくチェックする
・できていないと注意する

こうした関わりが続くと、次のようなことが起こりやすくなります。

  • 子どもが「言われないとやらない」状態になる
  • 宿題=怒られるもの、嫌なものになる
  • 親子関係がギスギスする

もちろん、親が悪いわけではありません。
「この子のために」と思っているからこそ、ですよね。

ただ、宿題の目的は
答えをそろえることではなく、学ぶ姿勢を育てること

ここを見失うと、関わり方がズレてしまいます。


家庭で意識したい5つの関わり方

① 勉強の中身より「環境」を整える

「何ページやったか」より大切なのは、
集中できる環境があるかどうかです。

  • テレビがついていないか
  • 必要な文房具がそろっているか
  • 途中で中断されないか

まずはここだけでOK。
中身に口を出す前に、環境を整えることが親の役割です。


② 正解より「考えた過程」を認める

答えが合っているかどうかより、

「どうやって考えたの?」
「そこに気づいたの、すごいね」

こんな声かけを意識してみてください。

子どもは
「見てもらえている」「考えを認めてもらえた」
と感じると、学ぶこと自体が前向きになります。


③ 分からないとき、すぐに教えない

つい言ってしまいがちですが、

「ちがうよ」
「こうやるんだよ」

これはグッとこらえたいところ。

代わりに、

「どこで止まった?」
「教科書のどこ見たらヒントありそう?」

考えるきっかけだけを渡すのがコツです。


④ 終わったかどうかより「振り返り」

「終わった?」だけで終わらせるのは、もったいない。

  • 今日、どこが一番むずかしかった?
  • 明日は何からやりたい?

1分でいいので、振り返りの時間を。
これが 自分で学ぶ力につながっていきます。


⑤ 子どもによってやり方は違っていい

机に座って、静かに。
それが合う子もいれば、合わない子もいます。

  • ソファで
  • 床に寝転びながら
  • タイマーを使って短時間集中

やっていればOK。姿勢は自由。

これは、学校現場でも見直されてきている考え方です。


それでも不安になる親へ

「これで本当に大丈夫?」
不安になるのは、真剣に向き合っている証拠です。

でも、覚えておいてほしいのは、

子どもは学校に行って、たくさんのことを学び、帰ってきて、さらに家庭で努力しています。

これって、当たり前じゃないですよね。すごいことなんですよ。

大人に置き換えてください。

大人が仕事に行って、帰ってきて、さらに家庭で仕事をする。

勤めたことがある人なら分かるはず。これは大変なんですよ。

私なんて「家でやろう」と思った仕事ができたことなんて数えるほどしかないですよ。

だからこそ、
叱るでもなく、無理にほめるでもなく、

「毎日よくやってるね」
「続けてるの、すごいね」

子ども、大人関係なく同じ立場の人として認める声かけが、いちばん力になります。


まとめ|宿題に振り回されないために

  • 親の役割は「管理」ではなく「環境づくり」
  • 正解より、考えた過程を見る
  • やり方・姿勢は自由でいい
  • 大切なのは、自ら学ぶ姿勢を育てること

宿題がある・ないに関わらず、
家庭でできることは、実はとてもシンプルです。

👉 宿題の必要性や、今の学校の考え方については
こちらの記事で詳しく解説しています。
[小学生に宿題は必要?今の学校事情から考える宿題の必要性]