ドキドキするのは、子どもだけじゃない

息子の入学式に参加して、初めて保護者の気持ちを味わいました。

思っている以上にドキドキするもの。友達とうまくやれるのだろうか。クラスに仲のいい子はいるのだろうか。先生方はどんな方々なのだろうか。

息子も「行く前からドキドキする」と話していました。大人でも子どもでも、新しい環境に飛び込むのは勇気がいることなんだなと改めて感じました。

息子は入学前の慣らしとして、学童に午前中だけ3日間通っていたのですが、実は初日に大泣き。知らない子の多さや、さまざまな学年の子がいることに圧倒されてしまったようです。 その気持ちは痛いほど分かる。逆に自分が子どもだったら嫌だなと思いますもん。笑

でも親としては、ぎゅっとしてやることしかできません。 自分もドキドキしてるくせに「大丈夫だよ、友達と仲良くしたいと思う気持ちがあれば大丈夫」と伝えて、勇気づけることが精一杯でした。

いざ、会場へ。人の荒波を潜り抜けて

さて、会場に着くと、たくさんの保護者の方々、出迎える先生方、下校する在校生、ドキドキの1年生……と人がごった返していました。 いやー、大人ながらに嫌だなと思ってしまいましたよ。笑

人の荒波を潜り抜けて昇降口にたどり着くと、クラスの一覧表が。息子の名前を確認したかったけれど、人の流れがあってあまりとどまれず、そのまま下駄箱へ。

すると奥さんが「(同じクラスに)○○くん、いたよ」と教えてくれました。私には全然分からなかったけど、妻が一番気にしていたのがクラス発表だったので、しっかり見逃しませんね。さすがです。 同じクラスに知っている子がいるというのは、親としても大きな安心材料。ほっとしました。

下駄箱で上履きに履き替えると、受付にも保育園のお友達が。「保育園は、学区に限る!」と思った瞬間でしたね。いや~よかった。

教員の目が、どうしても出てしまう問題

私も一応教員の端くれなので、受付にいた知り合いの後輩教員に思わず絡んでしまう、嫌な保護者。笑
実はその先生、息子とも顔なじみで。「あ、○○先生!」と手を振っていました。

これは先生という職業の良いところでもあり、悪いところでもあります。 いい先生で子どもの安心材料になるなら最高なんですけど、世の中すべていい先生ばかりではありゃあせん。残念ながら。

そして何より、自分の子どもを担任として持つ側になったとき、授業参観に保護者として見に来られでもしたら……やりづらいったらありゃしない。笑 気まずい先生だったら、こちらもやりづらい。ここばかりは「教員冥利に尽きる」とは、とてもじゃないけど言えませんね。泣

さて、受付を終えると教室へ案内されました。1年生の教室もなかなかのカオス。 狭い教室に机がずらっと並んだ中に、お世話をする6年生・1年生・保護者が一堂に。コロナ禍だったら「密です!」と言われてしまう状況。笑

でも6年生が本当に温かく受け入れてくれるんですよ。教員としては見慣れた光景なのですが、保護者の立場になると、こんなにも6年生は心強いのかと改めて感心しました。 今年度、私は6年生担任なのですが、子どもたちに「ありがとう」をいっぱい伝えようと思いました。

保護者の立場で聞く、校長の言葉

いよいよ入学式。どの学校も流れは似たようなものですが、保護者側に立つと、校長の言葉が身に沁みるのがよく分かりました。

特に印象に残ったのが、「大切な子どもたちを預かります。○○小学校の職員は誰もが協力し、助け合える素晴らしい職員です。安心してお任せください。」という言葉。

たぶん、全員が完璧なスタッフではないんですよ。笑(そんな学校はない……)
でも「安心してお任せください」と言うには、それ相応の覚悟が必要です。「私が何とかします」という気概を感じました。

担任発表のとき、つい教員視点で「主任クラスかどうか」を確認してしまうのも職業病。笑
学年主任は頼りになる分、支援が必要な子が多めに入ったりもします。もう一方は恐らく若手——経験年数2〜5年くらいが1年生担任には適当でしょう。初任はさすがに荷が重い(時と場合によりますが)。

なんてことを見てしまう自分……嫌ですね~。笑
ちなみに息子はフレッシュな先生でした!先生、ファイトーー!!

「学校、楽しいかも!」

入学式のあとは学活の時間。父である私は外で待ちながら、保育園のお父さん方とお話しして時間をつぶしていました。

教室では担任の先生が一生懸命がんばっていたと、妻がお母さん目線で教えてくれました。あそこは緊張するんですよね。うんうん。

息子は徐々に慣れてきたようで、「学校、楽しいかも!」と話していたとのこと。呼名でもしっかり「はい」と返事ができていたらしく、立派だったと聞きました。よかったよかった。

式が全部終わると、グラウンドで保育園の友達とはしゃぎまわって遊ぶ息子の姿が。明日からの学校が楽しみでいてくれているようで、いいスタートが切れたのかなと安堵しました。

どうせすぐにみんな仲良くなっちゃうんですけど。分かってる。分かってるけど、最初はみんな不安なんですよね。

おわりに——チームで乗り越えていこう

帰ったらどっと疲れがくる感じ。そんな中、書類作成をする妻。強すぎます。今日の家事は私がします。笑

でも、入学式の保護者ってそのくらい余裕がないんだなと実感しました。これからの仕事に、より活かせそうな気がします。

入学式って、ドキドキとワクワクが本当に詰まっていますね。これからどんな学校生活を送っていくのか。きっといろんなことが待ち受けているんだろうけど、家庭と学校が互いに尊重しあいながら、チームで乗り越えていくことが大切なんだなと思いました。

息子をどうぞ6年間、よろしくお願いします!