どーも、サンディです! 今週から小学校に入学した息子、昨日木曜日、なんと晩御飯に呼んだらリビングで爆睡…笑

新しい慣れない環境で頑張ってんだなーと、その寝顔を見ながら思いました。

入学早々、リビングで爆睡した息子

そんな疲れ果てている息子を見て、晩御飯を食べながら家族会議をしました。

テーマは、習い事について。今回は習い事について、自分の考えていることを話していけたらと思います。

習い事を考えるとき、見落としがちなこと

習い事をする上で、親が配慮しなくてはならないこと。それは子どもの体力です。

子どもって体力が無限大にあるような気がしますけど、決してそんなことはありません。

特に、癇癪を起こしやすい子は要注意です。もしかしたら、体力ゲージが0になっていることが癇癪の原因かもしれません。

こんな子がいました――Aさんの話

以前、こんな子を担任したことがあります。仮にAさんとしましょう。

学習はややできる、偏りはあるが知識は豊富。負けず嫌いで、見栄を張って嘘をついてしまうことがしばしば。怒られることを極端に恐れていて、怒られそうなことは基本、嘘をついたり認めたりしない。調子に乗りすぎてしまい、空気や友達の気持ちを読めないことがよくある。そういったこともあり、友達とのトラブルもちらほらありました。

そして、やりたくないことがあるとやる気をなくして授業を受けなかったり、うまくいかないことがあると癇癪を起こしたりする。

Aさんには軽度なADHDと自閉症の傾向が見られます。ただ軽度なので、特別支援級に入るかどうかは微妙なライン。環境次第では通常級でもやっていけると思います。

そんなAさん、普段はとても活発で頑張り屋な一面もあるんです。ただ、思いに能力が追いつかない。それでヤキモキして、癇癪が起きることがよくありました。

癇癪が「週はじめ」に起きていた理由

担任として、AさんがなるべくA癇癪を起こさず前向きに学校生活と向き合えるようにするにはどうしたらよいか。

家庭やスクールカウンセラー(SC)と相談しながら対策を考えてきました。するとSCとの面談を重ねていく中で、面白いことが分かりました。

それは、癇癪が起きるのが基本的に週はじめだったということ。

なぜ週はじめに起きているのか、スケジュールを振り返ってみると、土日に習い事+お出かけがびっしり詰まっていることに気が付きました。もっと正確に言うなら、金曜の放課後から習い事が始まっていた。

つまり、こういうことです。

土日に習い事を詰めすぎて、体力の回復が間に合っていない。疲れたまま月曜日を迎えることになり、癇癪が起きる。

Aさんには、余白が全くなかったんです。

しかもAさんのような傾向がある子には、基本「1日1イベント」が理想と言われています。

まな板が小さい料理人のたとえ

料理人で例えるとこんな感じです。

とても腕のいい料理人だけど、まな板が小さい。食材がまな板にいっぱい乗ってしまうと捌ききれない。捌ききれないから「本当はできるのに」とヤキモキする。周りの子たちが普通にできていると、負けず嫌いに火がついて「自分だってできるのに!」の気持ちがMAXに。そして、癇癪が起きる。

こういった具合です。

習い事の場では癇癪が起きない、なぜ?

Aさんの話を踏まえて習い事の話に戻すと、子どもの体力は無限大ではないことの説得力が増すと思います。

実はAさん、習い事をしている最中はあまり癇癪が起きないそうです。なのに、なぜ学校では起きるのか。

習い事では、Aさんがやりたいことをやらせているそうです。つまり、大好きなこと。仲間も環境も、学校とは違います。

では学校はどうかというと、苦手な授業も受けなくてはならない。よく知っている仲間たちとの関係もある。実際、Aさんは国語と音楽が得意で、その授業中に癇癪が起きることは少なかったです。

学校という場所は「苦手なこともやらなくてはならない」「全員が気の許せる友達ではない」そんな環境です。まずそこを、心に留めておく必要があります。

子どもに余白をもたせるくらいがちょうどいい

だからこそ、子どもに余白をもたせるくらいがちょうどいい

習い事はプラスαのもの。そのプラスαが、学校生活に弊害を起こしていては元も子もありません。

改めて習い事を考えるときに意識してほしいのは、子どもの体力・キャパシティです。

習い事は、お子さんの新たな可能性を見つけたり広げたりする素晴らしいものです。でも、あくまでもプラスα。余白をもてるくらいがちょうどいい!と、ぜひ頭の片隅に置いておいてほしいのです。

子どもがのびのびと楽しく過ごせるように、少しでも参考にしていただけたらうれしいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!